DESIGN NOTE

DESIGNER / URANO TAKAHIRO

October 2007



最後の最近お休みをしたのはいつだっただろう?

たしか先月の末展示会前に少し予定があって休もうと考えていたら、
スタッフが倒れて寝込んで休めずに、怒濤の展示会のご用意となって
そのまま昼夜なしのぶっ通し展示会2WEEKが始まってやっと終わって
片付けて・・・。昨日は在庫の整理、今日は荷物の出荷準備。
間で焼きそばを作って食べて・・・。明日は・・・と。

記憶は途絶えております。

たぶんお休みを頂いたのは2ヶ月くらいは前ですかね。

生粋の仕事ジャンキーを名乗る僕です。

僕は年間通して仕事をします。なんだかやらなくて良いことまでします。
おかげさまで(仕事があるのは幸福なことだと想っています)スタッフは
良く倒れます。アニメ制作会社みたいなものです。
いつからか(きっとこの仕事や以前の働いていたお店の頃から)休みが
いらなくなり、休みがあってもなにをして良いのか分からなくなっています。
元々物欲や所有欲もきっと少ないようですね。
当たり前に仕事をさせて頂ける環境にあり、幸せを感じます。
なによりそれが唯一の僕と皆様や周りを繋ぐ一筋の線のような気もしてきます。

僕にとって洋服やITEMは喫茶店のコーヒーみたいなものです。きっと。

カウンターの内側に僕は立っていて、カウンターには仲良しの家族のような常連さん。
僕は豆を挽き、湯を注ぐ。ポタポタと湯が落ちきるまでの間の少しの静寂。
煙草のけむり、ちいさな音のRADIO放送、思い出したような最近の出来事の話。
カウンターとコーヒーを境に僕はやっと会話が出来る。
僕が今の僕で居させて頂けるのは、僕の力ではありません。
見えない大きな力のもとに、僕は漂ってここへ流れ着きました。
こんなことを言うとおかしいですが、強い意志の元にはありません。
ここは小さな喫茶店。
ありがとうございます。
「コーヒーおいしいね」
その為に僕は懸命になれるのです。

カウンターの内側で。


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             ****************************************

                    *募集*

          現在HPリニューアルスタッフを募集しております。
          素材等はこちらで用意出来ますが、構築をお願いしたいと
          考えております。お気軽にメール下さい。



いちおう沢山のお金は払えませんが、もしかしたらこうしてHPを見て頂いて下さって
いる方でそういうお仕事をされている方いるかもしれないなぁって想いました。
もちろんお金以外のお礼としてもなにかITEM作品をお礼にさせて頂けます。

できれば、なにかしら僕のことを知っている方とお仕事をしたいので。

本当にお気軽にどうぞ。


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なんだか立て続けでお店様のことを書いていたので、その続きです。

僕にとって常々言い続けていますが、卸先様いわゆる販売店様、BUYER様は
大切な家族だと想っています。想いを共有したり、もちろんどうしたって
そこにはお互いに商売に繋がる商品を介してということにはなるのですが、
ただの売り先、買い先という関係で終わりたくない感じでいたい。
そう想います。
明日も最近電話も沢山くれるお店様がうちでない違う展示会のついでに
遊びにきてくれるという。少しくらいは部屋を片付けたりしてみたり
しようとして、「まぁ、もういいか〜散らかってても」なんて思って
あえて気遣いをやめてみたり。でもお菓子を買い込んでお茶受けを考えて
みたり。

とても楽しい時間をくれる皆様。
僕はそういった方々が居てくれて、やっと仕事ができる。
それは自分の精神世界においてもありがたいことだと思う。
こんなことって沢山はないと想うから。感謝をしつつ、せめて喜んでもらえたり
「いいね」って言ってもらえるように、ただ懸命に考える。

そう言いながら、今日は出勤してから一度もデザイン用紙に触れていない。
展示会のバタバタであらゆる荷物や在庫が散らばっていて、これでは次の
デザインどころではないと思って、まずは大片付け大会(独り)
サクッと終わらして気分も入れ替えて次回、次次回へと向かわなければなりません。
試行が多かった今回、考える点が沢山です。
これがあったから次になにが出来るのか?
何をまた想うのか?
旅から旅。これが僕の根源的なイメージソースです。
実際の旅はなかなか出来ません。それはみなさんも同じかもしれません。
以前の自転車旅とか山の中の食料なしの三日間だとか・・・。
ちょっとリアルすぎて洋服にはなりませんね。
架空と現実の隙間の物語り。
これが僕の旅です。
いまだ、具現が下手だからいつも上手に伝わりません。
伝わらないけれど、いつかはもう少し感じてもらえたり同じフィーリングを想って
もらえたらきっとうれしく思います。
次こそは、次こそは、と現実の旅も続きます。

***

RAW LIFE様

http://blog.livedoor.jp/rawlife/

いつも完全に家族ぐるみのお付き合いのお店様です。
(実際には逢えませんが、いつも見守っている気持ちです)
とっても癒されるうちのお取り引き先様の中でも有名なBLOGです。
現代に忘れられた愛を感じます。いや、本当ならばこれが当たり前のことだったのに、
そう想います。人を暖かい気持ちにさせてくれる親子愛です。
こういう親が沢山ちゃんと居たら、悲しくて泣く子供はきっと減ります。
生まれくる子供達の世界になにを残せるのか、自然とそれはわかるハズのことだと
想います。

いつも感謝。そして勇気をいただきます。

先日の展示会にはお土産までいただきました・・・おいしいサバでした。
ごちそうさまでした!!

2


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僕の事務所は家族的生活スタイルの仕事場です。
昼も夜も僕も含めスタッフは全員でゴハンを食べます。
交代で作ったりとか。僕も最近は作ります。カレーとか???とか。

みんなでおいしく食べました。


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例えば日々買って下さっている方から直接メールを頂ける。

これは簡単なことではないように想います。

僕らは沢山の縁に囲まれて、その縁に恵まれたおかげでこの
ような贅沢な仕事をさせていただけている。お客様から
「気に入りました、ありがとうございます」
涙がでそうです。頭を下げ感謝するのはこちらの方です。
こんなのって実はブランド側は直に聞けない大切なお言葉です。

こんなお言葉を頂けるのも普段から大切に懸命に置いて、売って
下さっているお店様のおかげです。

僕ら作り手側はモノを作ることしかできません。もちろんそれが
仕事ですし。沢山の想いを持って作ったとしてもモノはモノでしか
ありません。モノだけでなにかを伝えるのはすごく果てない行為
のようにも想います。モノを通して誰かが僕のモノを伝えて下さって
います。本当にありがたくて、うれしい気持ちです。

小田和正ではないですが(僕は大好きな唄ですけど)言葉にできない
想い。

モノが溢れ、どんどんと流れている時代において僕らはなにを想い、
伝えていけるのだろう?と考えます。ただの商売としてであれば?
とか、お金を儲ける為に、とか。
別にやっぱり僕もお金がなくては生きていけませんし、欲しくない
訳では当然ないです。でも、でも。と想ってしまいます。

僕が僕に課すこと。行為。それが大切なのではないかと、想います。

やっぱり僕も上手に言えないです。

***

いつも暖かいお言葉のメールをくださるお客様。
いつも大切に扱って下さっているお店様が縁と円をくれました。

http://www.ring-dt.com/

古馴染みとなってきた大切な気持ちの通じるお店様です。
この現代に衰退した誠意を大切に守る方。

いつも感謝。






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ようやく長かったような展示会が終わりました。
アイテム云々をここで言うタイプではないのですが、そのうち少しだけなにかしらの写真
くらいは貼ってもいいのかなぁと思ったりもします。
展示会はゆったりと進みます。(準備は大変ですが始まってしまえばということです)
通称「時の止まる事務所SHOW ROOM」と言われる。オンボロ事務所です。
みなさん出来るだけゆっくりとしてくれます。うれしい限り。
今回は初めて一般のお客様にも招待状を出したので、お近くの方、来られる方の限定に
なってしまって申し訳ない気持ちもあるのですが楽しい時間をいただけました。
普段電話だけでは話足りない様々なことをお店の方達とお話出来てすごく有意義でした。
基本的にというか本質的に洋服の話からすぐさま脱線するくせがあります。
たぶん皆さんの滞在の半分は全く主旨の不明な会話に進展していきます。
ブランドらしからぬ対応と接客。
堅苦しくそういった話をするよりも、気持ちやMINDの部分のお話で沢山のエネルギーと
勇気を頂きます。洋服はきちんと作ることは大前提として存在していて、残りは商売も
もちろんありますが、フィーリングというか感性の共感になるのではないかと僕は思う
のです。素材云々カンヌンはもちろんありますが、それがどういったいきさつで生まれ
どういった場面を切り取ったのか、とある僕の心から尊敬する先輩デザイナーが展示会
に来て僕に言ってくれました。
「人が透けて、服が見えるよ」
ありがたくて、少し涙が出そうでした。
たかが洋服。だから命がけで向かえるのだと僕は想っています。
向かう先には服は服として額に入ることを目指すのではなく、人が作り、人が着て、
いつかは欠片も残さないよう、ボロボロの雑巾にもなれずに消えていったらうれしく
想います。きっとそれはすごく素敵なことだから。その方が難しいから。

そう想います。

僕はみなさんのかがり火に混じりたくて。なにかを作ります。
昔から上手に輪に入れなかったけれど。
なにかに共感してもらえたらうれしく想います。

こんな灯火のように。

***
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展示会も佳境に入り、体力的にも限界間近といった感じです。
今日は早めに出勤して、散らかりまくっているバックヤード
的存在のお風呂場や見えないところの整理をしています。

季節外れの台風がやってきてすごい雨足。歩いてきたらズボン
の裏がずぶ濡れになり、着替えてからの片付け時間。
COFFEEを煎れながら、煙草をふかす休憩時。

手が空いたら、普段からお世話になっているお店様のBLOGを
チェックしてみたりする。

こんな感じ。

http://southofmar.exblog.jp/

勝手に載せてごめんなさい。
あとで連絡入れますね。

共感すること。想いがかぶさること。
命についてどう想うのか?
ある部分においてはそれはたしかに人それぞれなのかもしれない。
犬だからペットだから、と。
同じ命だと想う。少なくとも僕は。

そのくせに、生きながらえる為に、そして快楽と娯楽の為に他の命
を口へと運ぶ嫌な生き物。せめて祈りは欠かさぬように。

僕の周りにも犬を飼っていらっしゃる方は多い。
事務所の前を、カゴに揺られて散歩している犬もいる。
家族であるならば、子供が生まれた時に出生届けを出すように、せめて
きちんとした申請と登録をすべきである。命を重んじ、共に生活をする
のであれば当たり前のことだとやはり想う。

以前に実家で犬を飼いたいとなって、保健所に問い合わせたことがある。
結局はその後さんざん家族で話し合いとなり、以前に飼っていた家族の
一員である犬のことが忘れられず、飼うことはあきらめた。

命と共に生活するのは、簡単なことではないと想う。

ましてや、彼らはペットとして家族として暮らしながらも与えられない
限り、ゴハンも食べられないのだから。

僕には自信がないから飼えないけれど。大切にしてもらいたい。
僕も大好きなワン子達だから。

*****

沖縄のお店様です。もちろん遠いから沢山は逢えませんが、出張があれば
事務所に遊びに来てくれたりします。とても気心の知れた、ブランド創設
からのお付き合い。自分達のスタンスを大切に考えて、お客様と近い存在
で、大切にモノを手渡すことをしているのが人柄を透けて感じます。
JUNEのキャンドルを紹介して、お店としてもお付き合いが出来たそうです。
ITEM紹介のブログや感じたことのブログなどを書いていらっしゃします。
沖縄らしいゆったりとした人柄に非常に癒されます。なぜか行ったことは
ないのに、僕は沖縄の方と仲良くなれる経験が多いです。
疑問と思ってリサーチした結果、沖縄の方より沖縄顔だと言われました。
はて??どうやら「濃い顔」といわれるジャンルのようです。

もちろん自分では少しもそのような認識はございませんが。

いつも感謝しております。

ふと思いついて、なにかあればお店様の紹介をしていきたいと想いました。





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改装の写真を見て頂いた通り、この一軒家事務所、SHOW ROOMは
古いです。
なので、
すごく寒い。とても寒い。もちろん夏は暑い。どちらも弱い僕は
とても困るわけです。
ペンを執りながらマママントをぐるぐるとしても、もう随分前からの
血行不良の為に指先が痺れてくる。
こんな時期から仕事部屋は暖房のスイッチに頼らざるをえない。
困ったものです。


僕の大好きな秋がなくなってしまっているのはすごくせつないこと。
なんだか日本も夏と冬しかないような国になってしまいそうですね。



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とてもバタバタしているから。

ほんの隙間に。

***

遠いところからわざわざこんな場所まできてくれる、そんな僕の家族達と呼びたい
仕事先、お客様。いろいろな場所で大きな戦いをしている。
未来を想い、今をがんばり。
必死な想いを持って、なにかを伝えようとしている。
なにかあると全てを東京だと考えてしまいがちな今だから。
沢山の場所で沢山のサンクチュアリ、聖域があるのだと感じる。
言葉で伝わる沢山のありがたい気持ち。
言葉では伝わらない、言い難い想い。

感謝としか言えないから。

なにをして僕はこの家族に恩を返せるのだろうか?

ありがとうございます。

皆様へ。


ほんのすきまに。

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NIGHT SONG 

だみ声で唄うあの人の唄。

声は唄を紡ぐ。

果てないその世界の中に住む男。

TOM WAITS

大好きな真夜中の唄。

土砂降りの雨の日のように。

先の見えない濃い霧の雲のように。

踊るように、跳ねるように、ピアノに乗せて彼は唄う。

その唄に僕の心は救われる。
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いろいろなことが当たり前だった時代からどんどんと時は流れて、流されて。

今まさにその皺寄せかのごとく世界は激動を迎えるだろう。

当たり前や素通り、備蓄の社会からその日を日々考え生き抜く時代だと想う。

辺りを見回せば凶暴な犯罪と暴君の暗黒の世界。

漆黒を生んだ責任は誰?

試行錯誤の過ちのツケを払うときは迫っている。

声が必要な時代だと想うのだ。

小さくとも強い響きを持つ声が。

歓声は過ぎ去る。

声は木霊を持つ。

道の先になにを見るのか。

クジラの声は僕には聞き取れないけれど、彼らの声を聞き逃してはいけないと、

イルカ達は真夜中に踊る。

この旅の向こう側は知れないけれど、いまこの旅路の果てに見る世界。

ちいさな世界へ、祈りを込めて。

***
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