DESIGN NOTE

DESIGNER / URANO TAKAHIRO

July 2010





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平和を歌う唄があった。
でもみんなの耳には彼のその唄声が届かなかった。
とてもちいさな声だったから。
それでも彼はずっとずっと唄を歌い続けた。
嗄れ細るようなちいさな声で。
誰も足を止めなくても、誰の耳に入らなくても彼は
いつまでもその唄を歌い続けた。
彼は死ぬまで歌い続けた。
彼が亡くなってしばらく経ったあとに、不思議なことが
起こり始めた。
街のあちこちで彼が歌った唄が聴こえ始めた。
誰かが独り歌っている。
ちいさな声で。
嗄れた声で。
やがてちいさな声は別のちいさな声を連れてきた。
ちいさな声はそのまた別のちいさな声を連れてきた。
いつしか街にはちいさな声が集まった。
今ここは平和かい?
それは誰にも分からない。
ある人はyesと言い、ある人はNOと言う。
でも少なくとも今、街にはちいさな唄が溢れている。
平和を歌う唄がここにはあった。

ちいさな街のちいさな出来事。





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僕らの事務所、そしてお店であるGarage EDENってのは東京は渋谷区の
恵比寿に構える。詳しく言えば恵比寿の2丁目です。

近所にはなにがあるかっていうとあまり目立つものはない。

前回は春だった。
あるきっかけで偶然仲良くなった三軒の会社からの発信でとあるイベント
を始めた。

その名も「恵比寿2丁目フェスティバル」

田舎だってもちろん場所によってはそうだけど、都会であれば尚更ですが
隣近所にいても誰が住んでいるのかさえわからないことが多い。
ましてや会社同士ならさらにどんなことをしているかなんて分かりっこない。
突然尋ねて「こちらはなにをしているところですか?」なんてTVの中での
話だもの。いきなりそんなわけにはいかない。

発端となった三社が思ったことは

「せっかく同じ場所、近い近所で働くみんながお互いを知り交流をすれば
そこに新しいなにかが生まれるのではないだろうか?」

そんな思いつきで第一回を迎えた。それが春。

実験的に三社の会社をオープンオフィス状態にして誰でも自由にその会社
の中に出入り出来、どんなことをやっているのか、どんな風に仕事場を持ち
活動しているのかを公開していた。わざわざ僕らにも声を掛けてくれて僕ら
も急遽三人で各社をお邪魔させて頂いた。

目の前は何度も何度も通り掛かるいつもの道。
明らかにちょっと普通の仕事ではなくクリエイティブな匂いのする外観と
建物、そして時々見かけるやはりちょっと異質の空気感を持ったスタッフさん達。

少し緊張ぎみに各会社に伺うと気軽な感じで招き入れてくれた。
そして外観の想像をさらに遥かに越える仕事の中身。
ちょっとどころではない驚きと感動。

『近所にこんなにもすごい仕事をこなしている人達がいるんだ!!』

詳しくはこちらをご覧下さい。

↓↓↓

earthscape

YELLOW BRAIN -マバタキ製作所-

INFUSION design





春の帰り僕は主催者様達に言いました。

「次はうちもオーガナイズとして参加させて下さい!!」




夏になり第二回が決まりました。

2010 8/8 日曜日 14時〜22時  @恵比寿2丁目


新しい形の地域のお祭り。
うちもこの日はGarage EDENをいつもの形態から少し変えて特別な日として
参加します。うちを知っている人や知らない人にうちも見てもらいたいけれど、
それよりも他の会社を見てもらいたいと思います。
こんな機会はそうそうあるものじゃないし滅多に見れるものじゃない!!
絶対感動すると思います。

急遽日程が決まったので取り急ぎ今日は告知まで。
当日へ向けての準備を今日の夜から始動中!!
ぜひお楽しみに!!













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展示会など諸々のドタバタっていっつもそんな風に書いてるし、いつも
そんな風な日常報告だったりしますね。

twitterとか全然書けてないし・・・。

旅の続きが止まっていたり、ごめんなさい。

秋の入荷が始まってもいて、それらは店長blogやFAMILY SHOP様にて
紹介してもらっているのでそちらでお願いします。

どうしたって僕自身はそれらITEMを客観視することは出来ないから
自分の言葉を使って皆様に紹介することは出来ない気がするし、それは
なんとなくまた違ったモノとして捉えられてしまうような気もしている。

暑さにも寒さにも弱く、あげくエアコンの人工的な風にも弱い情けない
僕はあまりちゃんとした食事をしないからアイスを時々食べたりしてこの
時期を過ごしている。

でも、いつから「夏」かというと僕にとっては昨日からが本当の夏です。

くだらないけど冷し中華を食べたその日が毎年僕の「夏の認定日」

別に写真もないけど、昨日のお昼に珍しくコンビニにいって食事を買い。
ついに手を延ばした冷し中華。

特に意味もなんにもないんだけどね。

おいしいなぁって。



どんな食事の時にでも食べる前には必ず手を合わせる。

「いただきます」声に出したり、出さなかったりするときもあるけれど。

どんなモノにも。それはたとえば中華の麺であってもそこには命があるし、
自然にあった小麦を戴くわけだもの。当たり前のこと。
日々誰かだったり、なにかの命を戴いて僕は自分の命を引き延ばしている。
時々それは正しいことなのか分からなくなってしまったりして、とても食事
に対して嫌悪感をおぼえることもある。
不公平というのは正しい言葉ではないのかもしれないけれど、自分が食べら
れるということはあまり可能性のないことなのに、自分は当たり前のように
なにかの命を潰してしまったり、その命を戴いて生をもらっている。
それが当たり前だなんて想いたくはない。
自分に出来ることは手を合わせることだったり、必要以上の命を貰わないで
いること。それくらいしか出来そうにもない。
そのくせさ、時々なにかこう「オムライスが食べたい!」とか特定の食べたい
ものが浮かんでしまったりとか。やはりなかなか理性や欲求を抑えることや
コントロールすることは難しいだな。

冷し中華だってそうなんだけどね。

また話が脱線しました。

ちゃんと旅の続きが書ける様に。
そして長い旅の続きが終わったらまたちょっとアレコレ考えていることを書こう
と思っています。

千夜それを続けられる様に。






writing & photograph by JOHNNY BROWN







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真夜中三時に事務所にて資料を刷る。

なにがって訳じゃないけど、嫌いではない。

仕事が好きなだけで、ただそれだけで。

なにもない日々。

図書館に想いをめぐらしつつの待ちの時間。

本を読みながらプリンタの音に耳を澄ませる。

終わりのない時。

夕暮れ時の空の色。

静寂。

パレード。

蒼茫。

赤のペン入れ。






行方知れずの時間。






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ちょっとまた落着いた時間が取れなくて。
続きが書けそうにない。

ある人に教えてもらった悲しい事実もあったりして、でもそれをまだ
頭の中で整理出来ないでいたりもする。

もちろん、不景気だとか世界情勢だとか僕みたいなのには分からない
世界もいっぱいあって、皆がそこでもちろんそれぞれに精一杯やって
いて。それくらいは僕だって分かっているつもりだよ。

でも、やっぱりね少し寂しいって思うよ。
少しじゃなくてすごく切ないなぁって。

少しだけ話をまとめられたら書けるといいんだけど。

同じ場所に居て一緒に仕事をしてたことはないんだけれど、同じ街で
ある部分では似た気持ちで一緒に別の場所で働いて、その場所を守って。

時々は深夜までくだらない話をしながらもファミレスで一体どれくらい
のコーヒーを飲んだのだろうね。

いろんな話をきっとしたんだろうな。
断片しか思い出せないけど、あの時僕らはきっときっと楽しかったのかな。

僕よりはずっと年上でさ、でも僕はちゃんとした敬語とかが使えないし、
誰かを上手に敬うことが出来てなかったかもしれないけれど。
ああやって偉そうな口を利くことだって僕なりの精一杯の愛情表現だったり
するんだわ。

なつかしくて、切ないな。

もう何年も逢っていなかったけど。

僕はこのままなのかはやっぱり同じ様に分からないし、先週急に思いついた
また新しいことの為に、深夜に起きてはメモをとり。
ずっと昔から僕はそんなだね。

「君はすごいよ」ってあなたはよく言ってくれてた。

ありがたいなって今なら正直に言えるかもね。

今もまだ僕はどうやら僕のまんまです。
自分でも分からないけどさ。
またどっかで逢えたらいいな。

ついこの間逢いに行けそうな最後のチャンスがあったのに、臆病な僕は
どうしても顔を出せなかった。
ドーナツ買って平然と「元気かい?」って言えばいいだけなのにね。

それが言えない僕は僕自身に対して悲しくなるよ。
そして情けなくもなる。

あなたの未来を今までもこれからも祈っています。

今は遠く離れた場所だけど。

心を込めて。







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そんな訳で福井編。
颯爽と駅に降り立った僕らはキョロキョロと辺りを伺いアイドルの姿を探す。



そう、皆様のアイドル。



・・・・・・・・・



前回アイドルの写真もあるって言ったのにイタウ君は実はあまり
撮影出来ておらず、僕は動画機器で完全体で攻めていたので静止画像が
ない・・・。情けない。


詳しくはコチラへぜひ!!!

RAW-LIFE BLOG


やっぱりパパの写真には勝てませんしね。



二年ぶりに逢う「ヒィちゃん」はやっぱり圧倒的に可愛くて、もう
あまりにも見過ぎていてちょっと引かれる有様でした。
仕方ないんです!それはそれは可愛いんですよ。

ただし、前回もそうだったんですがどうにも男性の方には照れちゃって
あんまりお話してくれません。

途中ママの「お散歩行こうか?」にはしっかり元気に歩き出していきました。

久しぶりに逢う多田一家。
久しぶりのコータさん。
積もる話が有りアリ過ぎてお互いにどうにもちょっと不思議な感じ。
でも、近況話や最近のヒィちゃんの話。
もっと僕らも口が上手ならいいのになって。
エアコンの効いた店内でさえ、アイスコーヒーの氷は溶けていきます。

しばらくのんびりお話させてもらって、立ち上がる僕ら。
また近いうちの再会をお互いに約束して。

僕らもずっとBLOGで見てきたあの憧れの水色バケツ号で多田さん一家は
僕らをホテルまで連れていってくれた。







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結局ヒィちゃんは直接あんまりお話してくれなかったけど

多田さんが深夜にメールをくれた。


「ヒィちゃんが照れちゃってあんまりお話出来なくてすいません。
でも、夜に『今日はなにが楽しかった?』って聞いたら、『二人の
お兄ちゃん達と車に乗ったのが楽しかった』って言ってました。
照れてただけで別に怖がってた訳じゃないですからね、安心して下さい。」

って。


なんだかね、ホントに自分の家族みたいな感じでヒィちゃんを見ちゃって
るし、多田さんもホントにずっとそうやって今まで付き合ってきてくれて。
なんだかすごくジンとしちゃって。

今は何年かに一度とか、なかなか逢えることはないんだけれど、やっぱり
RAW-LIFEって店が、多田さんがとても好きだから僕らはきっとこれからも
変わらない関係でいたいと想った。








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福井アイドル編を書きたいんだけど、どうにもドタバタしていて。

昨日は真夜中に急に身体は疲れ切っているのになにかの声が聞こえてきてさ、
気が付くとヘッドホンを出してきていろんな音楽を聴き始めていた。
適当に、そして乱雑に自分の中に音を流し込んでいく時間。

時々だけあるなにかが「降りてくる瞬間」みたいなもの。

いつも僕はそれを待ち続けて、仕事をしている。

変に追いかけてもなにも出てこないときが沢山あって、そういう特別な瞬間
の時間ってのはあまりに限られている。

すぐに逃げていく、春の風みたいなもんでさ。


音を聴きながら、ランダムにメモ書きをずらずらと書出して。
もちろんそれらがあくる日の朝に「ただの」メモ書きにかわることがあった
としても。まぁそれもまた仕方のないことなんだな。


別にROCKが好きなわけじゃないし、英語の歌詞を聴いたってなにを言っている
のかなんてわかりっこない。今の自分には。
ただ、そこに転がっていたり、その音の向こう側や裏側には様々な物語があって、
もちろんそれらは作り手、書き手によっての世界があり、それを聴いた僕の勝手
な世界があり。

要するに僕があまり映画をみないのはそこが限られた場所のように思うからかも
しれないってこと。俳優は俳優としてそこに存在し、絵は絵のままそこにある。
付け加えるものはなにもないかわりに代えること、勝手に想像することが難しい
からかな。

音楽や小説、活字の中に存在する世界は時として自分勝手にその世界の色を塗り
変えることが出来ると知った時から僕はその世界の住人となり勝手気ままに自由
を獲ることが出来るってこと。

なにかの企画の前段階。
時の旅を自由に旅する時間。
乱雑にまき散らされたメモ書きの数々。
夜空の星のきらめき。
七夕の出来事。


雨の降り方だって悲しい雨とそうでないときがあるように。


僕はせめて自由でいたい。

そんな風に思ったりもするんだわ。


あまりCDを買ったりもせずに、ずっと昔から手元にある音楽を聴くのがいい。
というか、飽きもせずに同じBOOTSを疑問も持たずに履き続けているように
そこにあまり疑問を持ったことがないだけなのかな。
小説だって同じモノをただ永遠と繰り返し読んでいるだけ。

新しい世界に足を踏み入れるのが恐くて、居心地の良い自分だけの場所から
出ようとしないただの臆病者かもしれないけどね。

世間ではダウンロードだとかなんだとか言ってるけど、そんなのはやり方すら
分からないでいる。






先日久しぶり過ぎるくらいに買ったCDはやっぱりこんな感じ。
なんだろね、どうにもずっとこんな感じがいいみたいなんだわ。


メモ書きの乱雑さ、誰かと誰かの間の距離
遠く離れた島に住む鳥のこと
ひび割れたベルト
過ぎ去った単車のエンジン音
くすんだ空
明け方の街
ロックンロール
静かに舞い降りた小さな太陽
珈琲の香り



良く暗い人か明るい人か分からないと言われる。



もちろん暗いだけではないし、明るいだけではないよ。




自分にとっての心地の良い場所を探して。

まだ旅の途中なんだ。



























writing & photograph by JOHNNY BROWN








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さてさて、ちょっと旅の話を休憩していてすいません。
昨日なんて日は朝から2tのトラックをレンタルしてきて午前中から
いつもはかかない汗かき作業。

総出の三人で汗ダクでなんとか荷物を積み込んで、僕はジャンプスーツのインに
着たすでに汗でビタビタのタンクトップを着替えて首都高に乗込むのでした。



というのは、うちは最近什器(洋服を掛けたりするハンガーラックや台ですね)
の販売とかもやっていて、うちの強烈FAMILY SHOPでもある群馬県は
BLOW-UPさんへ搬入しに行ってきたわけです。

お店に搬入〜ともちろん思うのですが、まぁビックリなことに半分はオーナー
様の新居のプライベートROOM用となり、トラックの為ナビ無しだったので
オーナーSYUさんの携帯からの音声ナビゲートにより細道を2tトラックで
駆上がりなんとか到着。


またまた朝に続き汗ダクになって搬入〜SHOPへ行って搬入〜

「やっぱりあの家に置いたヤツは店に持って来よう!!」

〜また〜自宅〜SHOP〜

汗ダクの繰り返しの一日。

最後にゴハンをごちそうしてもらって、気が付くと時間は0時を過ぎている!?
群馬県は桐生市からの夜の道程をまたまたトラックを運転して戻ってきて車を
返し、ドタバタ、ドタバタ結局朝の4時・・・。




そんなこんなの昨日を過ごしてました。

暖かい家族みたいな仲間が集まってくれて、皆さんがいなかったら僕ら
ひ弱軍団では絶対荷物の搬入は不可能でしたね。

面白い話と力持ちすぎる「まーさん」かなり気に入ってしまいました!
男気満載の力持ち「ヤマダさん」SYU-さんの煙草をダッシュで買いに行った
姿は絶対に忘れないと思います。
熱い気持ちがすごい伝わってきた「ヤナさん」うちの服バッチリ着てくださって
いてありがとうございます!

やっぱりこういう店っていいなぁって改めて感じた一日でした。

また近々行くと思いますけどね。






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あんまり人に好かれるという感覚を持って育ってきていないからこんな
仕事を今させてもらっていていつも思うのはとにかく有難いということ。
いろいろな場所に行ってもそうだし、今居る場所でもそう、展示会も。
不思議という感覚とも言えるかもしれない。
馴染めずにずっといて、ある意味では自分の居場所ではないようにも感じ
てずっとずっとやってきた。

ここ最近ようやく少しづつだけれど、そんな有難さを素直に受け入れられ
そうな自分を知って驚いたり、それでもまだ混乱したり。
そんな日々は続いている。

出張という旅だから特別観光なんかはしない。
元々そういうタチではないし。
有名ではなくともその今と違う場所に居るということ自体が観光に近い
感覚でもあるってこと。

基本はイタウ君と二人の移動を「あ〜だ、こ〜だ」「あの看板の名前が凄い。
ありゃぁセンスがいいね」とかさ。そんな風に旅は続く。

割に仲良くやっているから、男二人でキャッキャ言って騒いでたりとかね。



金沢を後にした僕らは福井へと電車で向かった。

行きの道中を共にしたmellow KUROKI氏が金沢駅まで送ってくれてここで
お別れ。彼は帰りの道を独り車で戻って行きました。



金沢駅から福井までの道程をぼんやりとこれから2年ぶり程になる再開に
胸が躍る。


そう、福井にはもちろんあのアイドルが。あの家族が。
いったいどのくらい成長しているのだろう?
どれくらい大きくなっているだろう?
さすがに前回逢ったときはまだ小さかったし憶えてはいてくれないだろうが、
前回あの時に凄まじい勢いでありったけのメモリーを使用して写真を連写した
自分を思い出し、僕らは福井の地へと足を踏み入れるのであった。

次回はアイドル写真もございますよ。
お楽しみに。






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自分が特別だなんて思ったこともないし、きっとそんなことはないと想う。

なんの秀でた才能も能力も持ち合わせてはいないし、なによりその事実を
僕自身が感じてしまっているということ。それは才能がない大前提のこと
だとも思うんだわ。



にも関わらず有難いと言えばいいのか、濁った湖面から優雅に泳ぐ魚が見
えないように、うまい表現は見当たらないけれど。
時々「特別である」と言われたりすることがある。
意に介さずに塞き止められた緩やかに流れ出す河の水のように放っておけば
いいのかもしれないけれど、時々その言葉に僕自身がとらわれて自分自身が
混乱することがある。
しばらく時を納めるともちろんそれらの言葉は自分の中に有難い気持ちで根
付き始めてある種の褒め言葉として受け入れることだって出来る。

もちろん対する「誰か」にとっての「特別な人」でありたいと。
そう想われる人間でありたい、そう自分自身人間として成長していきたい。
そんな風に当たり前に思う。

混乱することの中には僕にはあまりにも感情を表立って表現する顔の引出し
が少ないということもあるのかもしれない。
小さい頃からそうだから仕方がないと言えばそれまでだけど。

喜んだ顔。それが自分で想像出来ない。

そして想像が出来ないということは、出来ないことへとかわっていく。

きっとそれによって多くの人を傷つけてきた様な気もするし、ある部分で
沢山のことを失ってきたかもしれない。

でも、それを変えることは出来そうにもない。
想像するということは、それが事実や真実や現実に繋がる引き戸みたいな
ドアだと思う。だとすればきっとそのドアに鍵を掛けてしまったのもきっと
自分自身なのかもしれない。

小さな、チイサナヒトリゴト。






また次から旅の話の続きを書きます。




writing & photograph by JOHNNY BROWN





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