ヒトリゴト歩き

DESIGNER / URANO TAKAHIRO

February 2011








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MEMO



朝の5時前、数時間後には別の場所で打合せの予定。

別に忙しさの報告って訳じゃない。

気持ちがさっき入れ替わったから自分に向けて書いてるような。

そんな気分。

でも読んでくれたらうれしいと思う。

もっともっと「なにか」を伝える為に。

伝えるため?

ただただ、伝えたいだけ。

だってそれはその人にとってどう受取るかは別のことだからね。

だから俺はただ自分に向かう。

そしてそれを偶然共感してくれたらうれしいって。

いつも想うんだわ。

たいしたことなんも出来んけどさ。

いつも想ってるし、口に出しても言ってるけど。

たかだか洋服なんだわ。

でも、それから偶然受けたすごい感動を今でも憶えてる。

初めて穿いたブーツカットとかさ。

エンジニアブーツとか。

真っ白いシャツだとか。

もちろん形の趣味とか少しは変わったけど。

そりゃぁ10年以上も経つしね。

でもさ、俺はずっと同じ格好だよ。

それよりカッコいいと想うもんに出逢わなかっただけかもしれないけどね。

「これで」いいじゃなくてずっと「これが」いいって感じてるから。

もちろんさ世界情勢や戦争だとか、自分のやっていることよりもっと大切な
ことがあるってことくらいはわかってるつもり。

だったらどうする?

自分に出来ること。

それがきっと俺にだってあるような気がするんだわ。

俺にもなにかを伝えられるかな。

俺仕事が大好きだからね。

仕事があるってことはこんな俺でも誰かに必要とされてる
気がするから。


生まれ変わった気持ちになってまた机に向かってみるよ。


「忙しそうですね」

「体に気をつけて」

「寝て下さいね」

「がんばって」


時々かけてくれる皆さんの言葉。

ただただ、ありがとう。

励みになります。助かります。











writing by JOHNNY BROWN









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今は朝の4時前。

ずっとずっとタイプライトを続けてた。

気が付いたらどれくらだろ?

23時くらいは別件のカタログ用の写真の為にカメラを構えていたから

0時前くらいからかな。

さすがに目が痛いな。

これでキツいのはだいたい翌朝に首と背中がパンパンになっていると

こと。

でも、やるよ。

月曜に少しだけでも時間が欲しいから。

俺はその為にがんばれるんだわ。

その時間の為に。








writing by JOHNNY BROWN







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仕事は自分への勝手なミッションだと信じている。

それになにかの根拠があるわけじゃない。

自分で決めて、自分で作るルールの中をグルグルと回るようなもの。

出来ることしか出来ないはずなのに、時々それを越えられそうな気がするんだ。

例えばおいしいハンバーグを誰かと食べた日なんてのはさ。

偶然にも昨日も同じ建物の中にいて、それはまた楽しい世界でさ。

居場所があるかって言うとそれは疑問だったりもするかもしれないけれど。

確かな場所がそこにはあって、それを用意してくれた偶然の出逢いには感謝

するより他ない。

なんで俺なんだろう?

よく想うこと。

昨日に限らず、今日に限らず。今までも、ずっとずっと。

俺だったら俺をどう想うのか?

時々考えて、でもそれって成立しない架空の話だからすぐに諦めるんだわ。

でもそんなことを肯定してくれる瞬間があって。

それを俺は心からうれしく想う。

こんな俺でもってさ。


















来週からは夏の展示会なんだ。

準備がんばるよ。

ありがとう。


Dearest.





writing by JOHNNY BROWN









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近年あまりのドタバタっぷりに読書が進まない。
とは言え、「今年こそ」って思いながらも相も変わらず何度も繰り返し
未だに同じ本を繰り返す習慣は変わらない。

毎日が在る中で読書をせずに眠ることだけはほとんどしない。
どれだけ忙しくても朝の五時に帰宅しても数十分でも自然と手が伸びる
確かな習慣。

昔はお店の手の空く時間に読んでいたから年間で100冊くらいは読んでいた。
元々早く読もうと思えばかなりのスピードでは読めるし、店も決まった人
しか来なかったから(笑)。

仕事終わりによく中古の本屋さんへ行って10冊とか20冊とか買ってきてたな。
100円の以外は基本的に買わないし、その習慣も今も変わっていないな。

新品の本は買わない。
別に理由はないけど、雑誌と新刊の漫画だけ。とはいえ雑誌と漫画は年に数冊
買うだけだしね。

布団に入りながら本を開き片手には必ず3色ペン。
いろいろ勝手な書込みやラインを引いたり。
気になることがあれば手帖にメモか携帯からPCへ忘れないようにメールする。
携帯のメモ機能ってのはそれ自体を読むことを忘れてしまうから得意じゃない。
すぐにモノを忘れる僕には大切なこと。

手帖と別にノートを持ち歩こうと思って革のカヴァーのノートがあったことを
思い出した。黒いやつと茶のやつ。昔買ったまま忘れてた。
今日から持ち歩く。

手帖がないと困るし落着かないから今ではお茶をするだけでも持って歩き、コ
ーヒーの傍らには広げられた手帖がある。赤いヤツ。

で、ここまで書いて急に気になることがあったから書類を見たら書類の整頓が
したくなってちょっと書き物休憩。

昨日は明け方まで沢山のハチャメチャに散らかった生地やらなにやらの整頓を
してた。

なにかを始める前には必ず片付けから始める。

と、ここまで書いて片付けの話を誰かがブログに書いてたと思ってそっちを
チェック。

散漫する頭の中でそれらを出来るだけ同時に管理して動かしていきたい、例え
ばそれらが相反する内容のものであったとしても。そんな風に思って昔から訓
練のつもりでいたりもする。



まだまだ。

東京には朝から雪が舞っている。







writing by JOHNNY BROWN







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最近恒例になっちゃってる深夜三時のブログの書込み。

朝は8時前に目が覚めちゃっていつものように新聞を読んで、newsを観てさ。

あれこれと出荷やらの伝票書きとかの事務仕事をしてから・・・なにして
たっけな。
もうわかんないけど、各地に電話を入れて確認ごとをしてたり、書類を書いた
り。そのあとは単車で打合せとか数軒出かけて戻ってきたら21時。
予定していた来客がずれて、別のミーティング。
ミーティングが落着いたから宛名作りをしながら企画書を広げた。

左腕の刺青はたしか22,23歳で入れたヤツ。
自分にとっては二番目に入れたヤツかな。

先日店長ブログに指輪(スカルのね)が出てたけど、もともとはこの自分の
刺青用に昔自分で手描きしたものを刺青にしてもらって、その刺青を元に
ブランドを立ち上げるか、どうかって時期にお店用にcandy STOREのテツ
さんに作ってもらったのがあの指輪。
ちょっと不思議な角度なのが気に入っている。

懐かしいなあの頃とか少し想った。

俺の右手の薬指にもスカルは居るよ。

俺のはシトリン、黄色の石。

なんかいいんだよね。

刺青を入れた理由はあるんだけど長い話になるからまたにしようか。

ただ、ちょっと手直ししたくていたから(22,23歳からね、長いな)
左腕をそっちへ差し出して墨を彫られながら右手で企画の絵を描く。

時間がないから仕方ないわね。

幸いなのか、どっかのネジが飛んでるかでさ。
俺には痛覚ってモンがあんまりないみたいなんだわ。
刺青もまったくなんともないんだな。昔から。

よく掘師の人に「おい!寝るな!!っつーか寝るのはいいけど寝返り打つな!」
って怒られた。


そんな今日がまた明日に変わる。

おいしいどらやきっていいよね。







writing by JOHNNY BROWN







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昼間は全くと言っていい程書き物をする時間がなく、気が付けば昨日と
同じくらいのまた時間がやってきている。

自分ではもう時間がどれだけ進んだか分からないから時計を頼りにする
ほか手はないんだけれど。

煮詰まった頭を冷やすことはなかなか出来なくて、流れる音楽と唄を聴
いてまた振り返ることの繰り返し。

今日は少し良い刺激もあって、師匠にあったりするとやっぱりそれはと
ても大きな刺激に変わる訳で、まだまだやらなきゃなって気持ちになっ
たりするんだ。
自分にとってのかけがえのない巡り合わせの人たち。そしてなんて表現
していいか分からないけど、ずっときっと変わることのない数少ない自
分にとっての目標の人でもある。
間違いなくこの人に出逢っていなければ今の自分は「ここ」にはいない
から。

少し改装した事務所の新しい透けた壁に今日もらってきたばかりのコー
ルのジャケットをかけてみた。

たまにはこんな日もいいさって。

そんな風に想うんだわ。

深夜にはいろいろなことがやってくる。

懐かしい顔や知らない人。
自分の中で会話してるよ。

また今日も27時を回ったからかな。






writing by JOHNNY BROWN








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さすがに細かい文字の続くデスクワークをすると目が痛くて1日
メガネ生活をしていた。

今は深夜の3時近く。

もちろん終わりなんてあるわけないのだから、いろんなことを想いながら
も独り事務所で紙に向かう。

終わらない夜とやってくる朝、繰り返される日々。

寂しさはどこにもいかなくて、ただただ、それはじっと通り雨をやり過ごす
ようなものなのかもしれない。

濡れた体はなかなか暖まらない。

こんな時間に仕事先からのメール。
まだまだこんな時間にも働いているヤツがいる。

「こんな時間だぜ?」

軽く返答。

明日の夜の打合せの時間についてのこと。

思い立って忘れていた本の注文。

なんだか不思議だな。

今じゃ深夜の三時に本が買える。
放っておけば手元に届く。

なんだかそれは少し嫌な気がした。
使っておいて言えないな。

なんだかさ、やり切れない気持ちになるんだわ。
そういうのって。

知らない間に自分にも世間にも時間はきっと流れていて、知らない間に
自分のその流れだか勢いだかに追われてるような。そんな気さえしてく
るよ。

器用でも不器用でもないような気がしてるから。

別にどっちでもいいや。

でも、かたくなにでも守りたいもんがいくつかあるよ。
忘れちゃうこともいっぱいあるけれどさ。

忘れられないこともいっぱいあるんだ。

とあるベルト。

ありゃ元々俺んのだわ。

ちょっとだけ、うれしい気持ちになったかな。









writing by JOHNNY BROWN

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「遊びで仕事はしない。仕事で遊ぶ」

ちょっとした自分の仕事のスタンス。
昔からの取り決めみたいなもの。

ただ、ちょっと詰まり過ぎて「遊び」がない。

単車に乗っててもブレーキに遊びがないと困るみたいに、僕の仕事も
遊びがないとちょっとツライ。

分刻み的に物事を進めても追いつかない。

効率も悪い人だけどさ、俺。


それでも気になることは頭にずっとあって何度か携帯をチェックしたり
未受信になっていないかを確かめたり。
なにがあったかは分からないけれど、ずっとずっと想っていること。
それだけは確かなことだから。


ある人からの電話。

ちょっとしたお誘い。

うれしいこと。

もちろんそれだって仕事は押すハメになるからさ、今日もきっと明け方
までかな。

刷り終わった名刺を眺めてホッとする。
気に入ってくれたらうれしいな、と。

そんなわずかなことでも俺は救われるから。

ちょっとだけ上がってきた夏のサンプル。

まだそれすら見る暇がないって。



まだまだやるさ、それしか今の俺には出来ないからね。







writing by JOHNNY BROWN








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空は少し高く蒼くて、でもそんな日の朝に目が腫れていて。

時々はあるけれど、どうにも自分自身を上手にコントロール出来ない
ことが僕にだってあったりする。

また今日が終わっていくね。





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最後に寄ったのは昔からお世話に
なってる人達のところ。

やっぱりすごいね。

昔の会社のバイヤーも居てさ。

刺激になりました。


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