ヒトリゴト歩き

DESIGNER / URANO TAKAHIRO

March 2016



Designer's note 2016.03.17_01

D-20160311701

 




「SHIEN」


自分が出来ることを。

そうただ思って通う東北の地。

あれから5年と口では簡単に言える俺にも誰にでも簡単に言えること。

だって時間の流れは平等だから。

けど、それは本当にそうなのか?

同じ時間は同じ時間と感じれないこともあるだろう?


繰り返すこと

繰り返し

繰り返し


当たり前にする

ゴハンを食べるように、煙草を吸うように


「死」

「縁」、「円」


それがなかったのであればそれにこしたことないさ。

でも、その縁が生まれたのであればそれを大切にしたい。

だから肩こりしない程度にまで当たり前になれるように。

そう、思う。
 



Write by URANO TAKAHIRO.


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Designer's note 2016.03.14_01

D-2013031401
 




「大好きだった真夜中」


昔と言っても数年程前のこと。

いつも寝るのは明け方かその大抵は完全な夜明けの後で陽が昇ったことを確認してから
眠るような生活だった。

なんというか、夜が怖かった。

けれど、夜が好きだった。

音のない空間に1人居ることはなにか確かな存在を知る時間でもあったのだ。

今ではすっかりと朝方になったけれど、こんな今日のような深夜の2時過ぎまでデスクに向かっていると少しだけ昔を懐かしんで切ない嬉しさに心が躍るような気持ちになったりもする。

遠い昔のような最近の出来事

隣の部屋で眠る家族

瓦礫の傍らにあったあのぬいぐるみたちの行方を想う

始まりの唄が聴こえそうな予感がする

耳をそばだててじっとすること

今の自分に出来ることはそういったことだと思うから。


福島で見た虹のことを忘れない

あの日のことを忘れない

人は驚く程に忘れていくものだから
小さな意識の中でそれを「忘れない」と決めて歩く

いつかの夜明け
繰り返した夜
今ここに在る自分自身

石の上に
そして転がる石のように
 



Write by URANO TAKAHIRO.


 
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Designer's note 2016.03.13_01




「美しく紡がれ汚れゆく言葉たち」


デザインの中に在るべき姿




どこかで聞こえる小さな泣き声。
果たしてそれはどこからのものなのか?

追憶の空。
真っ白な世界の中に佇む灰色の心。

ある朝の目覚め。
そこには誰も居ない。
「僕」さえも。

小さな声と、その泣き声を探して歩き続ける。

忘れていたもの。
忘れかけていたもの。
捨て去ってしまったもの。

数え切れない。

全ての過去。

いつか見た夕焼け空は赤かった。

いつか見た海の色は蒼かった。

僕だけが椅子取りゲームの勝者だった。



たったそれだけのこと。

たった。 



Write by URANO TAKAHIRO.


 
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