今次回の季節である秋の展示会が終わった。沢山のことを考えながら生み出した作品たちである。
ただし、そんなことに浸っている暇もなくさらなる次回へと向かって動き出さないといけないのだ。
秋が終わり、冬。
正直なことを言えば、僕ら自身季節を感じることがない。暑い時期に寒さを思い浮かべ、寒さの中で
清涼を想う。季節を楽しんでいることなどしばらく感じたことがない。不思議な気分。

イメージ。それをデザインへと昇華していく。寒さ、暑さをイメージし絵に起こしていく螺旋のような仕事。
僕の服はまず大きな物語のイメージから始まる。勝手な勝手な僕だけの物語。皆さんにとってそれがどんな
意味を持つようになるのか。不安でもあり一番楽しい作業の一つ。

今回も意義のある秋の展示会が出来て少しだけ気分が安らいでいる貴重な時間。
HPの進行が遅れており大変申し訳ありません。心からお詫び致します。