数日空けてしまいました。ちょっと出かけていたので。
その間に素敵な本をプレゼントして頂きました。
傷つけないように、と思って送ってもらっています。
近々載せますね。

夜にお酒を飲みながら読書をするのが至福と言うか、
ごく日常に近い趣味の部分だったり、自分をニュートラル
に近づける方法だと思っています。
どうしても仕事に追われて考えるデザインは府に落ちなかったり、
そこに焦りの感情やなにがしかの僕の好きではない嫌らしさみたいな
ものを感じてしまったりします。しばらく紙を眺めて消す。
まぁ、それはそれで常に繰り返される行為なのでしょうけど。

降りてくるイメージをきちんと純粋な想いで受け取れるように
いなくては、そう思います。

なかなか難しいものです。

随分前に買った本を引っぱり出してきて読んでみる。

とてもなにか熱いモノにかられます。

と、あるバントのただのインタビューの収録本。

徹底的に感情だけが先行する音楽。

できるだけやっぱりそうありたいな、と思います。

これもなかなか難しい。



毎回多くの反省を繰り返しながら作る。考える。
すごく本を読んで感じたというか、「あ!取り戻したい」みたいな感覚。

たとえば、誰ひとり欲しがってくれないアイテムでもいつもせめて自分だけは
好きになってあげたい、そうでありたい。と思う。
いつもアイテムに名前を付けるのだけれど、それにはそういった想いもある。
自分には血を分けた子供はいないけど、僕にとっての子供みたいなものだから。
反面もちろん正直に「いい!」と思って作ったのに経過や詰めが甘くて自分でも
愛してあげられなかったモノもある。展示会には出さなかったりするけど。
やっぱりなんだかかわいそうな気がしてならないのだ。

少しクローゼットの整理をしてみて、できるだけみんな残してあげたいなって
想ったから。これも正直な話限られたスペースだから入りきらなくはなってくる
のだけれど。

音楽の良いところはかさばらないこともその一つかもなって。想う。

あれやこれや考えることよりも、感じることをやっぱり大切にしたいな。
そういう風に生きてきたし。

素敵な本をくれた人との真夜中までの話。
偶然開いた昔の本。
きっとこういうのも大切な縁。
必要な時にそれは訪れるような気がする。
あんまり頭をでっかくしないで、そういう時はさらりとそれに
あやかりたいかな。

そんな気分。

そんな気分。