流れ着くように今は自分でブランドなどと言ってモノを作っている。

この先に細くてもワイヤーがあるのかないのかはいつだって僕にも

分からないけれど。あればいいな、と想う。

なにか刺激的なモノに出逢った時それらを拒絶しないように準備して
いなければいけないな、と思う。どうしたってそこそこ長いことこの
業界自体には居るのだけれど、やっぱり時々頭でっかちみたいになって
モノを見てしまったり、考えてしまったり。
もちろん沢山の意見を頂いたりとか、指摘を受けて勉強もさせてもらって
いるけれど、自分が思う「かっこよさ」があり、その為にそれを受け入れ
るのか、ただ突っぱねるのか。
なるべくいつも心をニュートラルに置いておいて、フットワークを軽く、
でも絶対的な信念を曲げず。と思う。
でもでも、やっぱり時々恐れを抱いて頷いてみてしまったりとかして・・・。
う〜ん。

さてさて、僕は生粋のジブシーでありたい。
なかなかそんなこと言ったらほんとのジブシーに怒られるな。
すごく憧れるかな。
ジブシーや流れ者。ま、ある意味における流れ者であることは今更間違いない
ような気がするけど。
たまに街に出ると刺激が多いと最近感じた。いつも事務所に籠りっきりだった
からね。外の空気は新鮮。といっても汚いけどさ。少し寂しい。
今は車もなくて自転車生活だから少しは貢献出来てるか?いやいや、今までの
車の排気ガスの分は一生償ったって謝りきれないよ。嫌なものです。
自転車であちこちという訳にはいかないけれど、先輩の展示会や生地屋さんだったり
それだけでも大きな刺激だな。昨日なんかは先輩の展示会でいろいろ話をして
(あんまり洋服を見ないのが僕のいけないとこだけど)
沢山気にかけてもらって、心配してもらっていて、しかもそれは最近逢っていなかった
間でさえも・・・。なんかもちろんうれしくて、まだまだあまりにも自分の力量の
なさも知ってね。なんだかくやしかったりとか。
すごいなって、想ったかな。
いつもうまく言えないけど、僕はいつか恩を返したい。きっとああいう人だから恩を
売ったなんて気持ちは毛頭ないのだろうけど。
数多くの僕の知らない先輩達や知ってる先輩達の作ってくれたおかげで自分たちは
居られると感じた。時代の先駆者でありパイオニア。野茂みたい。COOL!!
負けねぇぞ!ってのと、ありがとう!みたいな。ね。
まだまだ仕事です。もうすぐ0時が近い。いつもそう。気がついたら一日が終わる時間。
起きてる間がその日の一日だとは思っているけど。
まだまだまだまだ、仕事に対しジャンクでジャンキーなまま居たいな。
って想う。