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どんな言葉であれ、僕にとってやはり読むことと同じく書くことがとても
大切なことでもあって、それは療養にも近いものでもあるし日常の中を切り取る
という意味においても大事な部分でもあるということ。
ここに載せる為に写真なんかももっときちんとしたいけど、それらはなかなか
間に合わずに溜まってしまっている。なんともそれは情けないんだけど。
ドタバタを理由に数日ほったらかすのはやはり自分の中での消化不良にも昇華不良
にも繋がるからもっともっと書くことを自分の一部としてあれば良いと思う。

いつもなにに向けて書いている訳でもないし、なにを書くか決めてキーボードを
触るようなことはない。ただパソコンは仕事の間すぐそばにいるのだから僅かな
時間を見つけて触れさえすればいいことだと思う。

今日の夜はある人が楽しみを持ってくるという。
明日の夜は遠いお店のファミリーが出張がてら遊びに来てくれるという。

新しい場所が出来て、昨日も遠くから遊びに来てくれたヤツもいて少しずつだけど
僅かな変化を感じてもいる。事務所にこもりっきりだったのが人が来てくれること
で湧く新しい感覚やイメージ。

僕はモノに向かってなにかをイメージするよりはやはり人に向かってイメージを
植え付ける方が好きだし、全てのイメージは洋服自体からではなくて人やその後ろの
背景や音や匂いから始まる。

服はあくまで服であり、着てくれて初めてそれは『絵』となり『画』となる。
すくなくとも僕の想う、そして描く自分達のモノはそういうものであると思う。



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