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完成でない、未完成。

そんなのが僕は好きだ。

いろんな意味で完成や完結は時にうれしいけど、やっぱりそれは終わりを告げる
ことにも時々なるから。できれば僕はいろいろなものが未完成であるとうれしい。

そう想う。









だからこんなのもアリ。

宮崎県は延岡市。

とある街の角にあった旅館。


『未完成』

クールだぜぇ・・・。








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たぶんお客さんが泊まって初めて「完成」なんだろうなぁって。





さて、そんな訳で昨日までは週末を長野市はRING様でとある気軽な集まりを
開いて頂いてそこに参加させていただいて、楽しいお話の時間を頂いた。
とても意味と意義のある感謝の時間。
この旅の話が終わったらここにも書きたいから、記憶して頂けたら幸いですので
詳しくは

>>>http://www.ring-dt.com/index2.htmlへ

900グラムの大ざる蕎麦と僕との涙の格闘編や善光寺にてとか、輪についてとか。
書きたいことをまとめておきます。


そんな訳で九州編の続きです。





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電車は一路延岡市へと向かい、穏やかなお昼前に僕らは駅を降りた。
相変わらず、事前から御店の場所など調べているはずもなく、ただなんとなく
その街を眺めながら「匂いのする方向へとテキトーに足を踏み出す」これは
いつもそう。あまり正確に場所を調べて向かうことはほとんどない。その街の
なにか核心的ななにやら不思議な力でいつも勝手にお店にたどり着くことが多い。
僕が好きな洋服屋さんは往々にしてそんな場所にあるものなのだ。
結局は惜しくも分からず、その辺りにいた◎川急便のお兄さんに「ALFEEさんって知らない?」
と聞くと。『あ、このすぐ先の左手ですよ〜』困ったときは◎川急便さんがその
街では頼りになるんですよ。「やはり近くだったか、ありがと〜」

駅前をのんびりと二人で歩いていたら古いであろう果物屋さんから顔を出した
陽気なおじさんが声を掛けてきた。
『みかんどや〜?甘いよ〜なかなか手に入らんよ〜』「こんにちわ〜」と僕ら。
『兄ちゃんたちこっちの人やないなぁ〜土産にどや〜?』「まぁね、ごめんねおいら果物
食べないんだぁ」と僕。

日差しはとても照っていて人は暖かでとても街を歩く気持ちが良かったな。





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店につくと、展示会でもお逢いしているとてもこちらの気持ちを穏やかにして
くれる天性の奇跡的な笑顔の持ち主であるミハラ様。通称「タマちゃん」とても
子持ちで一児のママとは思えない若さ。

ALFEE様

詳しくは

>>>http://www.pawanavi.com/alfee/index.htm


この間書いた宮崎市のgrimm様と同じ系列のお店様。

grimm様もALFEE様もあとこの数日後に出てくる大分県FAGOTTO様も同じ系列。
この会社の考えや方針、あと個々の人柄がホントにすごいんです。
いつも感動させられるんです。お付き合いは僕がまだお店をやりながらサーカス
を立ち上げた一番最初のコレクションだった展示会からという一番の長いお付き合い。
名前だけじゃなくブランドをブランドとして大切に丁寧に扱って下さるすごいお店。

その話辺りを次回へ。




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