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今、深夜に東京へ戻ってきて。

昨日の夜はいい仲間といい時間を過ごさせてもらったり。

移動の乗り物では寝ることが出来ない僕は3時間の窮屈な車内の中では大好きな読書に
没頭する。行きと帰りで計二冊が終わる。「ある本の下巻」と「別のある本の下巻」
いつもそうだけど、あまりひとつの本を一度に読み切らない。そして1年中唯一の趣味の
ように読書をするけど新しい本を買い足さない。同じ本を何度も何度も何年もかけて繰り返して読みかえす。
本を開くとそこには「僕」にとってのいつもの世界があり、それはまた同時に「新しい」旅の話でもある。だから本は不思議だと思う。
映画は絵も決まっていてキャストの顔も声もいつも同じだからあまり見ない。
そして見ないのは馴染めないというだけ。
嫌いでは決してない。 

事務所に戻ってみると明日からの仕事がまたあることを、うれしく想ったり複雑に想ったり。
でも、やはりうれしいことだと想う。

書類を片付けながらいろいろと考える。

踊るように、探すように。







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バスの中で

久しぶりに聞く古い唄を聴いていた。

とてもそれは僕の心の奥のなにかに触れたんだ。






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