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幼い頃と言っても13歳とかあれは中学の入学式のその日のこと。
まさに今日から中学生活が始まるという日。
列をなして体育館に入場。

僕はいきなり殴られた

「今しゃべってた奴は誰だ!!??」とどうやら担任になるらしき大人。

この時点で僕は彼の名前も立場も知らない
もしかするとただ並ばせて体育館へ案内をするだけの人かもしれない。

まぁいいや、確かに俺はしゃべってた俺の手前を歩いている奴と。
俺は独りだけ

『俺っす』

「バッチィィィィィィィン!!」

なにも言わずに平手打ちが飛んできた。 

『!?』



そして彼はまた列の先頭に戻り歩き始めた。


結局三年間一度も変わることなくその彼が僕らのクラスの担任になった。
今でも思うけど、彼とはあまりいい想い出がない。
というか一つもない。


といってもそんなことを今更なにか言いたい訳でもなくてあと一つだけ。



二年の早々確か三者面談だとかなんだとかあったような気がする。

僕は自分が行きたい高校ってのが小学生から決まっていた。
あるスポーツをやりたくてそこに行くこと意外は他には想像したこともなかった。
単純だったしね。今もだけど。
自分でいうのも変だけど別にテストだとかいわゆる紙面に向かう学業の成績は
悪かったわけではない。とりわけ出来たわけじゃないけど行きたい高校は工業高校
だったし平気かなって。

その三者面談で彼はこう言った。

「君は◎◎高校に行きたいらしいね、でもまぁしっかり受験勉強するんだな
 お前の性格と素行では推薦なんてもんは絶対にしてやれないから」

『!?』

いや、別にいいけど・・・

特別な悪いコじゃなかったんだけど、確かに素行が良くないことだってあった。
でもさ、運動したかったから煙草もくわえたこともなかった、炭酸水だって
飲んだことなかった。コーラの味も知らなかったのに。 
ま、確かに学校にパトカーなんてのが当たり前の日常だったけど。
ま、いいか。


卒業式の日に彼は僕らにこう言った。 


『同級会があっても呼ばないでくださいね、きっと僕は出席しませんから』


もうずいぶん開いていないけど実はなぜか僕が同級会の幹事だ。
20歳の成人の時に一度開いただけだったかな。










さて、なんでこんな冒頭かって。

もちろん深夜のマンガのせいです。

ROOKIES

いい歳してドラマ観て(映画も観ましたけど)バスタオルが必要な程泣いた。
そして原作を読んでいないということに耐え切れず先日大人買いでコミックを
買って読んでいる。実は現在あと最終刊を残すのみ。

今日の甲子園には自分の出身の県が勝ち残っていてつい最後までみてしまった。
だから結局仕事が深夜にまでかかってしまうのだ。
大差で最後は負けてしまったけど。残念だったけど。 
砂にまみれて汗とそして涙を流せることがうやらましく見えた。

別にいい歳したって同じことやってもいいんだけど。
やっぱりあの頃には戻れないなにかってのがある。

僕はいろんなモノに影響されやすい。

学校の先生になりたいと思ったことがあった。
もちろんなれなかったしなるべき人物でなかったことも今になれば分かる。






つづく









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