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土日で1000?運転してきました。1300ccレンタカーが唸りを上げて
がんばってくれたけどどうにも世間様は3連休ということもあり道は
なかなかの混雑で自然渋滞あり事故渋滞ありの中片道7時間づつくら
いをかけて暴走してきました。(ちゃんと交通ルールは守ります)

土曜の昼に出て翌日昼前に向こうを出て日曜には知り合いのウェディング
パーティに呼んで頂いていたのでそれに参加。
呼んでもらえるってことはとてもありがたいことだといつも想う。


店ではここ最近JOSP半沢さんの
DOG DAY AFTERNOONが掛かりっぱなし。
気分がいい。
つい煙草を吸いたくなってしまって学習能力が乏しい僕は値上がりしたこと
なんてすでに忘れて前とまったく変わらないペースで煙草を吸う。
しいて言えば近所の煙草を売っているコンビニが改装中で買いにいくのが
めんどくさいって感じかな。タスポ作る気がないしね。

さて、ここのところ毎週末にいなくてその分の時間の足りなさを埋める為に
なかなか書き物が出来なくてすいませんでした。

YU-ちゃんその周りのFAMILYごめんね。ありがとう!

この間半沢さんの話の続きで書きたかったこと。
バックボーンのある人にとても惹かれるし、そういう人間に自分もなりたい
とよく思う。実際にはかじりかけで僕は大して楽器も弾けないし、唄も歌え
ない、詩を書くことだって出来ない。人になにかを伝える為になにが必要か
それはそれぞれあると思うんだけれど、半沢さんのように作り出すモノにも
それは魂と言って良いほどにそれを感じるんだわ。
僕はそうじゃないとそれを本物だと思って手に取ることが出来ない。

モノにあるうしろ側の世界って感じかな。

話は全然違うかもしれないけれど、僕はシルエットというのをモノを作る
時にとても大切にしているつもり。どれもこれも基本的にはシンプルなモノ
が多いし、それはすごく単純に自分自身がそういうモノが好きだということ。
それで大切に思う中にやっぱり自分の好きなシルエットというものがある。
申し訳ないけれど僕はデザイナーではないからあくまで自分自身の為にモノ
を作っていると思っている。そして偶然にも僕が好きなモノをだれかが共感
してくれたらそれがうれしいと思うんだ。
だから自分が気に入らないモノを作ってもうれしくない。この辺りがとても
仕事としては難しいんだと思う。

時々出張でFAMILY SHOPへ行った時にわざわざ来て下さったお客様と話を
させてもらえることがある。それはとても貴重で大切な時間。
ある人は言ってくれる。
「サーカスの服のシルエットが良いんです」
すごくありがたい言葉。

ただ間違って欲しくないこと。それは良いシルエットなんてないということ。
これは僕はお店の頃からお客に言ってきたこと。良いかどうかは自分自身で
決めることであってたぶん正しくは「好きなシルエット」ってこと。
正直に言って誰にでも合うモノなんてなかなかない。極めていけばそれは自身
の趣味の範囲ではあるけれどオーダーメイドに辿り着くんだと思う。
自分の好みに合わせるにはそれに見合うモノをとことん探すか、モノを作るか、
体を合わせるか(これは限界があるけどね)。

もう一つ正直に言えば決して着心地が良いとは言えないモノが多いと僕自身は
思っている。なぜなら単純に細くてタイトだから動きづらい。
でもね、たとえば煙草の時にも似たようなことを書いたけど、「これとても
カッコいい」とか「気に入っている見た目」っていうのも僕の感覚では実際の
着心地に含まれる。
出張の時に大抵着用している僕の革パン姿とか典型的にきっとそうだわね。
新幹線に乗っているだけでも疲れるもん(笑)
ちょっと脱線してきたけれど、僕が想い描くシルエットというのは擦れた風景
にいる男のシーンがやっぱり多いつもり。正面の画もあまりいつも想像出来な
いし。自分にバックボーンがあるかないかと言えばそれはなかなか分からない
ことだけれど自分を擦り減らすことでしかきっと僕はなにかを作ることは出来
ないだろうから。出来たモノは自分の中から出たものだけだということ。

時々いろいろなことに混乱するとやはり本屋に行く。
きっとそこに自分が探しているなにかがあると信じているから。
そしてそれらを読み、戻ってから自分なりに描きそれを続けていくこと。
今はそれしか出来ない。

出来るだけ
HARD BOILDERで居たいとは思うけどね。

ハードボイルダーに関する詳しい記述はこちらからJOSP BLOG

さてまたこれからしっかりと蟻塚の山と格闘します。



writing by JOHNNY BROWN







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