***







「ONE FAMILY」のアイテム注文、オーダー皆様ありがとうございます。
反応、反響があることとてもうれしく思います。

自分なりに出来ることを、と思って始めましたがきっと結果一番救われ
るのは自分自身であることを感じています。
少しでもそれが皆様と共有出来ること。それはとても大きなことです。
日常の仕事もあり、お金の向かう先などまだしっかりと決め切れており
ませんが、ここで企画が一段落しそうですので、追って出来るだけ近い
うちに記載していきたいと思っておりますが、特別なお金であるとも感
じていること。自分がやることの意味や意義をしっかりと考えたいとも
思っていますので焦らずに決めていきたいと思っていますのであとしば
らくお時間を頂けると幸いです。

また、どうしてもこの活動を継続させていきたいとも思っています。
それにあたり長い目で考えることや支援という意味合いとあわせて自分
なりの特別な活動の在り方も考えております。僕らしく、僕ららしい今
後のことを近いうちに書けたらいいなって。

僕は僕自身が売り物の一つでもあります。
一つというよりはやっぱり全部かもしれないかな。
そんな僕のアイテムを買って下さること。それに対しての自分なりの向
き合い方。
しっかりと考えます。


少しでも早く知ってもらいたいことがあって書きます。
今回のアイテムをオーダーに際して「コメント」という欄を作りました。
いつかちゃんとした形で皆様の想いを載せてそれらを皆様と共有出来れ
ばと思って作ったのですが早速早く伝えたいことがありました。

僕は有名人でも人気者でもないのでこのBLOGの閲覧数など限られたも
のです。それでも読んで下さっている皆様へ向けて少しでもなにかを伝
えること。それも一つの仕事というよりはミッションに近い使命だとも
思っています。
どう、なにを捉えるか、どう感じるか。そういうものはそれぞれの考え
があって良いと常々思っています。でも無関心や無知でいることはあま
り良くないと思っています。
僕はあまりなにかを批判、否定をしたいとは思っていないですが、自分
なりの答えはいつも探しているつもりです。気持ちを持つこと、そして
なにか思うことがあれば動くこと。そうしています。

まずは知って欲しいと思ってここに書きます。


「福島からのメール」


震災で友人を失ったのは初めてだった。被災地にはいるものの被害は軽度
で、深刻な被害をうけた方々に何かをできないかと思った。もしかしたら
それは、近くで起きたことで、近い人達が被害をうけたからなのかもしれ
ないけれど、今は自己満足からの行動をし続けてみようと思った。深刻な
時に深刻な顔をしていてもきっとなにも始まらないだろうし、だったら好
きな洋服を着て、みんなで騒ぎながら笑いあったりしたほうがいい。 
僕がこの支援アイテムを買うことで何が変わるかなんて分からないけれど、
もしかしたら何も変わらないかもしれないけれど、やらなかったことへの
後悔はしたくないから買う。
最後に、福島県民は汚染されていない。汚くもない。無知による勘違いで
僕の仲間たちを差別する事だけは、どうか、しないでほしい。



「福島からのメール」その2



今 福島は原発の影響で、風評被害や農作物や牛乳などの出荷制限等、厳
しい状況が続いております。
 
福島の方が書いたある日記がありまして目を通していただければと思います。
 

***

『風評被害』

東京電力福島第一・第二原子力発電所。福島県の浜通りに位置しています。
東北電力ではないことに注目してください。

福島県の浜通りには東京電力の発電所がこのほかに「広野火力発電所」が
あります。この地域で発電された電気は、全て関東へ運ばれ、首都圏の方
々が利用します。
一切地元ではこの発電所で作られた電気は利用されていません。首都圏の
電気の3分の1は福島県で作られている現実をもっと報道してください。

計画停電が首都圏で実施されていて、文句を言っていたり「被災地に電気
を送るためだから我慢します」と言っているインタビューを良く見受けま
すが、何見当違いの事を言っているのですか?
東京電力が計画停電を行っているのは、首都圏の消費電力より供給電力が
下回りそうだから突然停電を避けるために予め時間と区域を決めて停電を
行っているのです。
首都圏で節電してこちらに電気が送られるなら、何故東北電力まで計画停
電を行わなければならないのでしょう?
自分のところの電気が足りなくなっているから自分らが我慢しているだけ、
なんです。
この重要な2点をマスコミは何故報道しないのですか?

首都圏の人のために建設された発電所のために地元がこれだけ苦しんでい
る現実を、何故広めようとしないのですか?
しかし、冷静になって考えてみると、地元にも雇用や補助金で還元されて
きた面はあり、その点は感謝します。
でも、マスコミは「福島は危険」「放射線は身体に悪影響」しか報道され
ていない節があります。
後付で「このレベルでは身体に害はありません」と言うだけ。パニックを
抑えるなら言う順序が逆では?

「放射線の数値が通常より若干高い値を示していますが、体に影響のある
数値ではありません。各地の数値は〜」と言うのが報道の仕事ではないの
でしょうか?
はじめに断っておきます。
首都圏の方々を敵視しているわけでも、悪いと糾弾するつもりも毛頭あり
ません。 でも、あまりにも酷すぎる。

首都圏で「放射線が怖いからカッパを買いました」「マスクを買いました」
「とろろ昆布を買いだめしました」と言っている方がTVに映っていました。
放射線が怖い?何キロ離れてるの?じゃぁ私達福島県民はどうしたらいいの?
あなたがたが今まで40年利用してきた電気を作っていた発電所を作ったため
に こういったことが起こったって事はご存知なんですか?
いつでも逃げられるようにガソリンを買いだめ?
私達福島県民は逃げたくても逃げられないんです。首都圏の方々のせいとは言
いませんが、ガソリンがないため逃げられないんです。
もっと言えば、ガソリンや軽油がないので救急車もバスも、救援物資を運んだ
トラックも動かない。灯油がないから暖もとれない。

仮に救援物資を運んだトラックが近くまできても「放射線が〜」で引き返して
いる現状です。

それが現状です。

現在観測されている放射線数値は人体に全く問題のない数値です。
X線やレントゲン、温泉の方がよっぽど高い数値を示しています。
仮にこのまま何もなかった、普通の生活に戻った、としましょう。
今度は風評被害が間違いなく起こります。
福島県出身です。っていうだけで「放射線は大丈夫?」って思わないでくだ
さい。 福島県出身の女の子だからって、子供を生む時は大丈夫なの?って
思わないでください。

福島県産の野菜はとても美味しいです。
福島県産の果物もとても美味しいです。
福島県産のお米もとても美味しいです。
お肉も、魚も、みんなが頑張って作ったりとったりしたものです。
でも、福島県産、ってだけで毛嫌いしないでください。

他の自治体や国はしっかりこの点も含めて被災地の復興をバックアップして
いただきたいと思います。
復興には人の力がどうしても必要です。一日でも早く復興するためには皆さ
んの力が必要なんです。
物資の援助もお願いしたいですが、このことも是非頭に入れておいてくださ
い。お願いします。

※追記
たくさんの反響がありました。私の日記で不愉快になられた方がいらっしゃ
ったらお詫びいたします。
私にこんな日記を書く資格があるのか、と言われた方がいらっしゃいました。
もちろんそうかもしれません。かたや家を流され、親や子供を失った方もい
らっしゃいます。
それに対し、私の家は物が壊れ、断水している程度です。
しかし私は仕事で災害復旧にかかわっており、直接被災者にお話を伺う機会
が多く、自分に出来ることは何だろうと思い、この日記を書かせていただき
ました。
関東の方が節電をされ、少しでもこちらのほうのために役立てれば、と思っ
ていただいているのも事実です。
その気持ちは非常にありがたいと思っています。
ネットで広がっている、ヤシマ作戦などはとてもいい事だなと思っています。
ただ、やはりこちら(福島県民)の気持ちとの温度差、と言う意味であのよ
うな書き方になってしまいました。
この点についても、不愉快になられる方がいたらお詫びいたします。

福島県の今の現状を伝えるためにも、あえてこのままの記載をさせていただ
きます。

「福島県に住む人たちの気持ちを代弁してくれています。
ぜひこの記事を読んで風評被害が拡大しないようにお願いしたい。
補足すると、東京電力の送電線と東北電力の送電線はまったく別個に建設さ
れています。
東京電力の福島第一原子力発電所で発電した電気は、東京電力が建設した送
電線で独自に都内へ直接送電しています。
新潟県の柏崎にある原子力発電所の送電ルートも同じ。
超高圧送電鉄塔で都内に送電しています。
福島県、新潟県の人たちがたくさんいろんな面で頑張って負担して、都内の
人たちに電気を作って送っています。
節電にぜひご協力を。
電気は大切に。

見えない命がかかっています。


***



僕も同じ気持ちですが、風評被害くらいでグダグダ言いたくないという気持
ちもありますね。被災された方には、家も仕事も愛する人も無くされた方も
いると思います。
僕には、家も仕事も家族もいます。 当たり前のようですが、とても幸せな
事なんだと日々感じます。
 
避難していたおばあちゃんがTVインタビューで言っていました。
「長生きなんてしなければよかった・・」
何て悲しい言葉だと思いました。




僕は今すぐにこちらの二人の方の考えに意見してここに掲載することはしま
せんが、少なくともなにかを感じてくれたらうれしいと思って御二人に許可
を頂き転載させて頂きました。

どうか差別などという悲しいことのないように。
僕はそう想います。そして当たり前の幸せな日々を取り戻せるよう皆の力が
必要なんだと改めて感じました。






writing by JOHNNY BROWN




THANKYOU for all my FAMILY and we are ONE FAMILY.