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仙台の翌日僕らは福島県の郡山市で新幹線を降りた。

今回の旅の正直な感想をここに書くと電車から見えるだけの風景の中には大きな
「被災」というものは感じれなかった。瓦が落ちたであろう家の修復などは少し
見られたけどそれ以上の大きなものを感じることはなかった。
そしてなによりハルキさんを始め仙台の方々もそうだったし、福島の方々も無事
でいてくれて、それぞれ個別に大きな被害はなかったからみんなも口を揃えて、
「今はもうここは大丈夫。でもね・・・」って。

「でも」の続きはやっぱりもっと大きな被害が出ている地域のこと、人のこと。

それは僕はテレビやラジオ、新聞やネットの報道でしか分からないことだし、実
際に体感、体験、そしてそこに居ない者としてなにも今は言えない。想像だって
できっこないって思ってしまう。きっとそれは想像をはるかに越えたものだと思
うから。

今出来ることはやっぱりきっといつも同じ。
自分に出来ることを懸命にやることだと。

そうただただ、思う。


郡山のFAMILY SHOP様であるFizz BEYONDさんは現在震災の影響もあり、その手
前からの予定もありで、当初入っていたビルから一時お引っ越しをしています。
現在は駅前の別のビルの系列店舗(レディース)の一角で営業中。

TAKAHASHIさんとは長い付き合いで、初めて逢った時から本当に言葉遣いを始め全
てにおいて丁寧な方。丁寧でいてラフなところはラフっていう販売員の鏡的存在。

僕は言葉が荒っぽい方だから(店頭にいる場合はかなりですけど)一度も使ったこと
が無い言葉だけどいつも話をしていて「お客様」という言葉を良く聞く。
電話でも展示会で会って話をしていてもTAKAHASHIさんの口から出るこの言葉には
とても愛情が詰まっていると感じることが多い。顧客さんを始めすごく大切にしてい
ることを話や行動の節々で感じるからすごいんだ。

あと愛妻家だし(笑)

良く笑顔で奥様の写真を見せてくれる。

なんだか微笑ましくて、すごく素敵なことだなっていつも思うんだ。



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ちょうど仕事のお休みの日だって言って駆けつけてくれたUCCHI-さんも居てくれて
一緒にお昼ゴハンを食べたりして。UCCHI-さんは若いのにすごい雰囲気があったな。
one FAMILYのアイテムを購入して下さってちょうどお金を僕に預けてくれて。

離れているFAMILYとこういう時に逢えることが出張の旅では本当にうれしく思う。


あまり長居出来なかったから今度はやっぱり泊まりでいきたいなって。
福島には他にも沢山メールのやりとりをさせて頂いている方も多くて一度どうしても
訪ねてみたい場所もあって、食べてみたいものもあって。(喜多方ラーメンも)

それでゆっくりTAKAHASHIさんとも話し込んでみたいなって思うんだ。


お昼ゴハンにうどんを食べるTAKAHASHIさんとUCCHI-さん。





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楽しい時間だったなぁ。




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THANKYOU for all my FAMILY and we are ONE FAMILY.

writing & photograph by JOHNNY BROWN


Thee Old Circus // opera // YELLOW BUNNY M.C // Old GT // Daizzy and Luwez Carrol

Tel // 03 6277 2947
e-mail // info@circus-hp.com

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