2012-03-23 JOHNNY BROWN Blog




物語りの始まりはなにがいいだろうっていつも思う。

物語りの中に生まれた自分であれば全てが決まっていて、それでいて
それはとっても自由なことのような気がするから。

本当にそうなのかは分からない。

自分にも、そして他人にも。


ある朝目覚めると「チーズサンドクラッカー」が目の前に置いてあった。
まだ眠たい頭を強引に引っ張り起こしてことの状況を把握しようとする
自分が居る。
これはなんだろう?
それはなんだろう?

チーズサンドクラッカーは口に入れると弾けるような音を立てて、砕かれた。

続けざまに気の抜けたジンジャーエールを口に注ぎ込む。

布団の中で実態の無いような朝の時間を過ごしながら、今日のことを考える。
今日は何の曜日だろうかと。
カチリと頭の中でネジが回る。

火曜日。
そう、今日は火曜日だ。

時計を見ることが後回しになる朝は珍しい。
何故か足元にある枕を元の位置に戻して出発の支度をする。
月曜日の次にいつも訪れる火曜日っていうのは全く悪くはない気がした。
洗ったままただ干された皺のある白いシャツをクローゼットから抜き出して
素肌の上に羽織る。
いつもの感じだ。

取り戻すこと。
リセットすること。

ネクタイは?
要らない。
今日は要らない。





***


THANKYOU for all my Sweet FAMILY and we are thee ONE FAMILY.

writing & photograph by JOHNNY BROWN(Urano Takahiro)


(株)華凛灯 // KARINTOU.Co.,Ltd.

Thee Old Circus // opera // YELLOW BUNNY // Old GT // JB's = Johnny Brown FAMILY

// Daizzy and Luwez Carrol // and more...

Blog内容や商品に関するお問い合わせや質問、御意見はお気軽に下記電話番号かe-mailまでどうぞ

Tel // 03.6277.2947  e-mail // info@circus-hp.com

B102 EVIAN HIROH 2-32-23 EBISU SHIBUYA TOKYO JAPAN 150-0013.



***