2012-04-23 JOHNNY BROWN Blog






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プレハブ建てのゴハン屋で昼食にした。

元気なお母さん達。

「ゴハン大盛りにしておいたからね!!」

無理をして胃袋に突っ込んだ。
それでも半分以上は残っている。

申し訳なかったけど、元々沢山は食べれないんだわ。
先に言っていけば良かったなって思った。

でも、その好意がすごくうれしかった。
それに答えられない少食な自分が少し恥ずかしかった。

プレハブの裏は津波で流されてしまった大きな倉庫のような建物があって
そこでは何人かのボランティアの方々らしい人達が活動していた。

決して豪華な作りじゃないゴハン屋さんの建物。
「今」「現状」の精一杯の作りだと思った。
街は今でもほとんどが壊滅状態のままだ。
中心部だった場所であろう付近を通り抜けてきてもゴハン屋と呼べるような
建物はほとんど見当たらなかった。

だからきっと「なんとか早く」立ち上げたいという想いのこもったお店のように
感じた。

会計をして出ようとするとお母さんが「どこから来たの?」って言った。

『東京からです』と答えると。

「そうですかぁ、ありがとう」と言ってくれた。

行くだけでありがとうと言われる。
別に俺んたはなにも出来てなんかいないし、ただ街へ来ただけだ。
それでもお母さんの気持ちに嘘がないのはトーンを聞けば分かること。

本音を言えば、みんな一度行けばいいと思っている。
南三陸でもいい、石巻でも、スコップで行っていた亘理町でも。
福島でもいいし、岩手でもいいし、茨城だってきっとそうだろうし。

目で見れば、肌で感じれば、その場所の空気と風を知ればいい。

もちろん難しいのは分かっている。
それでも写真から、言葉から、テレビの画面の中からでは・・・。

そんな風にどうしても思ってしまうのが本音だ。

行くだけでいいと思う。
知るだけでいいと思う。
なにも出来なくたっていいと思う。

ただ、「忘れないこと」

「想いを持つこと」「持ち続けること」

『ふんばろう』の方がいつも言う。

「憶えていてくれているんだ」ってことだけでこの地の方々にとっては
大きな励みと力になるんですよ。って。「忘れてない」ってだけですごく
力になるんですよって。

毎週のように「ボランティア」として現地へ向かう方々。
本当に頭が下がる想いだ。
俺んたになんて到底出来ない。情けないけど。

遅い昼食を採ったあと俺んたは街の高台にある場所へと向かった。





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THANKYOU for all my Sweet FAMILY and we are thee ONE FAMILY.

writing & photograph by JOHNNY BROWN(Urano Takahiro)


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