ヒトリゴト歩き

DESIGNER / URANO TAKAHIRO

タグ:ファッション

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もうすぐ深夜の三時を迎える。

えっと、パソコンに向かって書き物を始めたのは前の日のお昼くらいだったな。
途中で展示会用の撮影を少しやって、休憩がてらゴハンを二度食べて。


大層な仕事だとは思っていない。
でも、今自分の目の前にあるのはありがたい仕事。
来週から展示会で、こんな自分が出したアイデアで出来たモノを見にわざわざ遠方や
様々なところから来て下さる人達がいる。その先に少しでもそんなモノを期待して
くれている人達がいるっていうこと。

ありがたくて。

うれしくなる。

だからあと今日も30分くらい倒れないように、少しだけやろうと思う。



僕は出来るだけいろいろな感情を棄てたいと想って生活をしているつもりでいる。
たいそうなつもりなんてなにもない。
だって、出来ていないから。
すぐに怒っちゃったりとか、嫌になったりとかもやっぱりするから。
でも、出来るだけそうありたいって想う。


でも、やっぱり感情があってうれしいこともある。

短い小さな手紙に涙しそうなほどうれしくなったり。

そんなこともあるから。

うれしくて、うれしいのに、それになにも返してあげられない自分の小ささやちっぽけさを
情けなく嘆いてみたり。偉そうにって自分に想いながら。

沢山の言い切れない、伝えきれないありがとうが本当はあるのに、僕はそれをどうしていいか
分からない。だから

だからやっぱり今は机に向かって仕事をするんだ。




こんな意味も主旨もない書き物でも毎日誰かが見にきてくれていて。
書けない日々が続くと申し訳なくて、でもありがたくて。
またちゃんと書きますね。
二人しかいないブランドだからどうしても全部を二人でやらなきゃいけなくて、いろいろが
追いつかなくて。ごめんなさいです。



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僅かな輝きを求めて旅を続ける
行く先は不明
銀の髪飾り
宛名のない手紙
蒼い空
濃い砂漠の肌色
永遠の唄
わずかな支え
天井裏での出来事
ベンジャミン
ヨーロッパラグジュアリー
セプテンバー
ロックンロール
マイクスタンド
緑色のキャップ
明後日のこと
今日のこと
生まれたときから死へ向かい歩き続けるということ
ドイツ
PUB
BOOTS
聖書
電話帳
メモ
ケビン
濡れた髪
涙の行方
大切な人
大切な想い
コーンポタージュ
ベランダ
ネコ
ガウン
メキシカンギャング
ドクロの付いた指輪
錆びたボタン
パラサイト
RADIO
空気のないタイヤのついた自転車
アメリカンラプソディー
モーメント
メメント
ベリテ
まっさらな心
黒いコート
寒空の下で想うこと
灯火
火のついた煙草
RAIN






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時々は外へ打合せに出掛けてみて。

渋谷の中心程にあるビルの七階の屋上のベランダから見る景色はすごくやっぱり
都会的でそこに立って受けた風は随分と気がついたら長いこと忘れていた気分を
僕に想い出させた。

仲の良いヤツとの気の楽な打合せで「あー」でも「こー」でもなくダラダラと
仕事は進み?ながら。紅茶を飲みながらあれこれと昔話をしてみたりとか。

ここ最近はまた随分といつもよりさらに忙しかったりして、地下に籠りきりで、
本当は手をつけたい様々なことにも手が届かず、手帳の「やるべきことリスト」
の文字たちはまったくその場から姿を消すことなく佇んでいる。
ちょうどお昼に出掛けて、いくつかの場所を廻りさっき帰ってきたのが22時くらい。
いろいろと持ち帰った資料をまとめていたり。
冷めたコーヒーが傍らに。

週末からはいよいよ夏展の準備が待っているし、楽しんでもらえるといいんだけど
どうしたって展示会前はちょっとうつろいがちな気分になってしまう。

もちょっとまともな文面が書けるといいんだけど。
書けていないってことは随分とやっかいで、それがまた自分を不安にさせたりする。
来週からなのにやっと昨日発送した案内状たちが届くのはいつだろう?
南の場所から頂いたありがたい手紙の返事もまだ書けていないし、信越からの便りの
返事も出せずにいる。

そんなでも今があるだけやっぱり素敵だと想うな。


白黒の極楽鳥花




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どうやら気がつくと古い事務所(今のGarage EDENの前から借りていて今は在庫置き場となっている)
の入居更新の月らしい。単純に出費にも驚くけど、なによりもう2年っていう歳月が流れたこと自体に
驚く。
そういえば、初めて見た時びっくりするくらいボロボロの建物で中もそれはそれはたいそうびっくりで
(あんまり今も変わらないし、最近ではすっごい大きな音で天井をピョン吉が走っている)
「こんなん事務所になるん!?」と思った。
いろいろ考えたけど、どうしてもエビスって地名に惹かれていてそれは今でもなぜだか分からないけど
絶対にその土地にしなければいけないと思っていた。改装をして展示会をそこで何度かやって、しかも
初めの頃は僕はそこに住んでいたし(で、今EDENを作ってまた古い事務所に住んでます)
今では愛着もわいていていいんだけど。そうやって自分で自分を振返るひまもなく日々は流れている。

すぐ先に夏の展示会があるんだけど、こんな寒空が続く間にそのまた先の秋の企画をやっていたりとか
感じる季節も良く分からないような感じだし、ちょっとおかしい感じにもなるんだけどね。

今日なんかも来てくれた一般の人とお話させてもらったり、遊びにきたスタイリスト(本当にただ
遊びに来たなぁ、でもキャップを買ってくれたな)とかさ。

さてさて、次の仕事に向かうかな。

夜中がやってくると僕の気持ちはすこしたかぶる。




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さっき明日は資源ゴミの日だから棄てにいった。

そしたらさ、酒のビンがすっごい溜まっていてびっくりしたな。

一度にそんなん飲まんけど、気がついたらたくさんになる。

一昨日からずっと誰かしらが遊びに来てくれてたり、商談があったり

お肉を持ってきてくれたり、ただ話にきたり、打合せしたり。

ずっと誰かがいて、楽しいけどね。

随分と追い込みが多くて、やるべきことがデスクに山積みになって

今日こそはと思って書けずにいて。

酒のビンは溜まっていった。

今日はそれを棄てた。

明日もまた朝からデスクの山を片付け出す。

進むこと、進まぬこと。



それでもやはりありがたい日々を生かせてもらえてる。



2/17-26の日程でGarage EDENにて夏の展示会です。
遅くなっちゃって、案内状がやっと明後日くらいに届きます。
すぐに送りますので欲しい人は声を掛けて下さい。

なお申し訳ありませんが一般の家族の方は20,21,22,23だけに
なります。その間で都合のつく方はぜひ遊びに来て下さいね。
案内状をお送り致します。

僕は夏の展示会も革パンで立つ予定です。
逢えたらうれしいです。
じゃ。




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たまには入荷の情報とか書きましょうか?
いらなければ言って下さいね。


うちの店(Garage EDEN)にはこんなものを入荷させました。
他にもベルトとかもあるかな。

今週は木曜日以外は店にいます。
やっと最近は時々いらしてくれる方もいます。
ホントにありがとう。

と、言っても商品の話より世間話の方が多いけどね。
それは僕は前のお店の頃から変わらない。

出来上がった洋服は僕にとって喫茶店の珈琲みたいなもので、
目の前で珈琲を煎れて、それを飲みながらカウンターのこっちと
そっちで話をするような。実際にカウンターはないけど。
そういうものなんだ。

で、あれこれとどうしてこういう格好が好きなのかとか、
自分の仕事について(お客さんの仕事について)とか、
お客さんとして実際のモノについて(なぜ?どうして?)聞いてもらったり。

やっぱりね、目の前にお客さんがいて話すのはとても楽しい。
自分にとって接客的業種がいかに大切なものであるかを知る。

自分にとって、自分たちにとってこの場所が大切であるということを
そういうときにすごく感じる。




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「なんでテレビ局は最後エアロスミスの曲端折るんかなぁ、ブツブツ・・・」




さて。
羊の徒競走みたいに毎日終わることのない仕事があって、手帳に書き込むやるべき
仕事の項目はいつまでも毎日同じで、それを毎度書き込む自分がいて、それを毎日
眺める自分がいて。
それでも時間の矢印は二月を指していて、どうにも止めることができないのが辛く
も感じる。

沢山紙に向かってペンを走らせてもそれらがどこへ向かうかは自分でも分からないし、
どこにも行く宛もなくただ霞の中に消えていくのもいる。
時間がとめどなくあったとしても、いいモノが出来るなんて当てはなく全ては自分の
手を離れ別の想いを乗せた時、初めてそれらは僕の想像を超える。

一昨日なんかは自分がこの宛のないモノを創るという側に立つ以前からの付き合いで、
今では共に仕事をする奴と朝方まで酌み交わしをした。今年になって初めてのこと。
自分にとって、自分たちの仕事にとって欠かせない人物でもあり、良き兄であり、良き
家族であり、同級生のようでもあり。
詳しいいろんな話はしなかったし、いつもしないけどただ、ただそれは大切な時間だった。

僕はなにもできないことを知る。

僕の想いを具現化してくれる連中がいて、初めて僕は僕が想い描き、そしてそれを越える
「モノ」が出来上がることを知る。

まばたきの向こう側にいる大切な人々。

全ての関わりのある人、ない人がいて僕はやっとここにいさせてもらえるんだと想う。

ありがたいというこの気持ちを持ちながら、こんな日曜日の夜に僕はまたデスクに向かう。



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えっと・・・



今日『アルマゲドン』ですね。






なので、ちょっと・・・。



実はすごい好きなんです。なんと言われようと。




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今日来てくれた人もどうやらしっかり読んで下さっているみたいだったし、
そういうことがすごくうれしく感じるからちゃんと書かないといけないんだけど
どうにも忙しかったり、とか。とか。

なんか珍しくパソコンに向かう前から書きたいことがあったんだけど、頭の中から
羊と一緒にどこかに出掛けてしまったみたいだ。想い出せない。

昨日は手紙が届いて、それはとってもなんだか感動的でありがたく読ませてもらった。
ちゃんと返事を書かないといけません。あと前にもらったちいさな手からのプレゼント
のお返しとかもしなければ。

朝はだいたい10時から、仕事を「もう体力的にも限界です!」とデスクの片付けを
するのがだいたい深夜の1時。ちょっと早くても23時か24時。

おいおい!それって16時間とか・・・。

きっと僕の仕事のスピードが遅いのか、なぞの竜巻のせいなのか。
それでもいっこうに仕事は片付かない。むしろ小学生の整列みたいに規則正しく並んでる。
僕の手帳には「やること、やりたいことリスト」がびっしり。
ちょっと手帳を開くのが恐怖にすらなる。

はむはむ。
大阪のお菓子を食べてみる。
すごくおいしい。
わざわざお客さんが持ってきてくれた。
彼はこれで今のショップになる前の事務所に3回、今回で4回目の来店。

ありがたい。

洋服の話はやっぱりあんまりなくて、仕事の話とか音楽の話とか。


感謝の気持ちをデスクに今日もぶるける。

そんなカンジ。




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深夜に冷えた空に向かって煙を吐き出す、真っ白く煙達は空に向かいやがて消える。

生きていることが、生かされていることがたまらなく申し訳なく想うのは小さい頃
からずっと変わらずにいて、別になんもトラウマとかあったわけじゃないけどそれは
いつも頭の隅っこどころか中心に根を張っていて、水をやってる程几帳面でもないの
に枯れることなく棲み続けている。
泥沼のような夜中に生きてきて、彼らが花を咲かせる時体中の血が大地へと向かい
僕はまるで極度の貧血を起こした患者のように、冷たいこぶしを握りしめる。
うまく言えない言葉が、消えたシャボン玉みたいにあたりを浮遊していてどうにも
ならない感情だけが容器に残るんだ。

どこかでネコの啼く声が聞こえてふと我に返る。

こんな深夜にさえ、机に向かうおかっぱ頭の可愛いオンナノコだっているのだ。
道に迷い、自分に嘆きながら懸命に糸口を探しながら彼女は働く。
街灯のない暗い夜道をあるくみたいに。
せめて自転車のライトくらいの微弱な灯火でもいいから彼女の暗闇の道を照らして
あげられたらどんなに自分の心にもヒカリが射すだろう。情けない夜空に僕は呟く。
嘆きの唄が頭を離れない。

センチメンタルなビー玉が道路の上に転がっているよ。

自分が、自分さえいなければあの羊達はこの世を去る必要がなかったのかもしれないって。
無心で今ここに辿り着き、なにが今まで出来ただろう?
迷いながらと崇高な裏切りの気持ちを抱えたまま、結局はただの流れに身を任せてきた
自業自得。ガンジスの河の流れの中に身を浸し、沐浴する勇気さえも持てない自分へ。

足音は早く、鼓動を撃つ。
ありがたいことは灯火のもとに、大切な時間を灯してくれる人々。

「この世だって棄てたもんじゃないよ」

誰かが言った。

「誰かじゃない、俺が変えるんだ」

べつの誰かが静かに言った。

僕には小さな力しか、小さな力さえあるのか分からないけれどおかっぱ頭のオンナノコを
照らせるぐらい。一生懸命自転車のペダルを漕ぐ。
どこまでも、どこまでも全速力で。

命を懸けて。



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