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基本的には普段は出来るだけ質素な食事を心掛けているし、あまりお肉を
食べない人間だから(野菜が単純に大好きなだけですけどね)こうしてBLOG
なんかに食べ物の写真など載せることがない。

けど、これはやばかったんですわ。

マジで。

鯖(サバ)!!!







D-RIVERさんを後にしたのち僕らはDISCOVERYの方々と夜の宴へ。

連れていって下さったのは洒落た居酒屋的なお店。
『おととや』さんへ
僕もイトウ君も長野県育ちで近くには海がない。だから鮮度の良い魚ってのは
本当になりよりも高級な食べ物でもあり、なかなか食べたくても口に出来なか
ったものなんです。やっぱりねぇ、鮮度が違う気がするんですよ。まぁさらに
はこの連れていって下さったお店さんの料理はどれもおいしくて(ビックリ!)
感動しまくってちょっとはしゃいでしまいました。幸い日曜だったせいか店内
はあまり混雑していなくてゆったりとした時間の中で食事は進んでいきました。








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箸を進めるSTAFF SASAKI氏とOWNER MIZUSHILI氏


話の話題はアレコレと幅広くお店が始まるまでの話、僕らのブランド創設
の話、僕のお店時代の話。店頭に立つ上でのMINDの在り方や考え方など
など。

MIZUSHILI氏と出逢ってからちょうど一年程が経った今、こんなご時世の
中で僕らのような少し意固地なやり方をしているブランドを取扱って下さっ
て本当にありがたいこと。これはどのお店さまにも言えることなんだけど
僕らはあまりメディアや雑誌関係などに露出がない。意図的な部分とそうで
ない部分があるんだけれど、そういう内容はさておいても断じて言えること
は簡単に「売れる」モノではないということ。
洋服やなにかモノを販売することにおいて僕の考え方はいたってシンプル。
「売れる」は結果であって「売る」ということが姿勢の大前提であること。
それを心のどこかに大切に持っていないとどこかで自分の想う気持ちから
逸れて脱線してしまいそうなセレクトになってしまいそうな気がするから。
それは今モノを作っていても同じように考えている。

ありがたいことに僕らの商品が売れたとしてもそれは決して僕らの力では
なく、販売して下さるFAMILY SHOP様の「売る」力によるものなのだと
想うんだ。僕はあくまで出発点ではあるのかもしれないけれど、実際にそ
れらを接客しエンドユーザーであるFAMILYに伝えて売って下さる、想いを
繋げてくれるのはお店様、スタッフ様だ。
それを経由しなければある意味ではモノはただのモノとなってしまい誰か
ら買ってもなにも意味をなさないことになってしまう。それでは僕の願う
モノではなくなってしまう。

放っておいて売れるモノではない僕らの洋服などを売って下さることや買っ
てもらえることはかなりのエネルギーが要るはずです。そこには洋服にまつ
わる知識はもちろんのこと人間的な意味においても素晴らしい接客がある
からだと思うんだ。

こうして夜に仕事を離れてお酒を飲んだり(僕らは飲まないんだけれど)
することが大切なのはそういったスタッフ様やその背景にある人間味に触れ
ることが出来る貴重な時間だということ。
出張に行く理由はこうしたことなんだ。もちろんお店を見させて頂くこと
で伝わってくることもあるし、こういう夜の時間もそう。普段はうちの事
務所に来て頂くことが多いからどうしても僕らのホームになってしまう。
対してこういう場合僕らにとってはアウェイで迎えて頂くことでまた違った
景色がそこには見えてきたりするんだ。


とにかくいつもありがたいと心から想う。




結局この後別のお店へと場所を移し夜の小話は深夜まで続いたのであった。




しかし、鯖美味かったなぁ〜。
また行こうと思います。

ほんっっっっっとにおいしかったですよ〜。

なんかこう盛付けから味付けからサービスまで良いゴハン屋さんに出逢うと
自分たちももっといろいろ考えられる部分があるんじゃないかといつも僕は
思うんです。食事もまたダイレクトに人に幸福感を与えられる職業の一つだ
と思います。そこに在る時間や誰と食べるのか、その中での大切な時。
考えることはまだまだ沢山ありそうですね。






さて、また長野県伊那谷 BEAUTIFUL WORLD の参加アーティストからこちら

同じ長野県出身でビックアーティストになりました。
少しだけタイミングがあって昔は同じステージに立たせてもらったこともあったし
同じスタジオで遊んだりしたけど。お店にも来てもらったりもしたなぁ。
懐かしいけど、がんばってもらいたい!




ASIAN 2
























writing & photograph by JOHNNY BROWN

















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